Case3.オーダーメイド研修
プロジェクト詳細 スキルアップ研修内容 お客様の声自身のスキルアップを目指しながら、結果的にチーム力も向上!
代表 新 正伸 さん/ 新行政書士事務所
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[ 課題 ]
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2021年のはじめ、「事務所のコミュニケーションを良くしたいので、勉強会をしたい」とご相談をいただきました。 事務所のミーティングで意見が出にくいことを課題と考えておられました。
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[ 提案 ]
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そこで、実習や討議を組み入れた参加型・体験型で少しずつコミュニケーションのスキルを磨きながら、参加メンバー同士の相互理解を深め、 チーム力を高めることをねらいとしたスキルアップ研修を提案させていただきました。研修は、毎月第4週の金曜日15時-17時の定期開催です。
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[ 取り組み ]
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「仕事の質を高めるコミュニケーションスキル」からスタートした研修は、業務マニュアルの作成やローカルベンチマーク作成など、 コンサルティング的な内容にも取り組みました。その際、毎回宿題を出して、次の月までのインターバルに成果物をつくるという形を取りました。
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[ 成果 ]
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職員さんにとっては仕事の全体像を理解することにつながり、全員で宿題に取り組むことで、話し合って成果を出すというチーム力を磨く良い機会になったと思います。
スキルアップ研修
期間 | 2021年2月から6月 5回 |
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テーマ | 仕事の質を高めるコミュニケーションスキル |
期間 | 2021年7月から11月 5回 |
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テーマ | 仕事の質を高める業務の見える化 |
期間 | 2022年1月から5月 5回 |
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テーマ | ローカルベンチマークの作成 |
期間 | 2022年7月から12月 6回 |
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テーマ | 期待される職員像と成長支援 |
期間 | 2023年1月から5月 |
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テーマ | 仕事の質を高めるコミュニケーションスキル |
期間 | 2023年6月から11月 |
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テーマ | 先輩社員のリーダーシップ |
お客様の声
代表 新 正伸 さん
当事務所はもともと職員間の会話が少なく、それぞれが何を考えているかわからないという関係性でした。
2020年のコロナ禍の影響で仕事が激減し、経営者の先輩からこんな時は社内を強くするいい機会だと聞き、同友会のツールを使って自社分析をしました。職員からは評価制度がない、10年後の生活がわからない、教育制度がないといった声があがりました。また、私自身でこんな事務所にしたい、こんな職員をめざしたいという思いを形にして現状との違いを認識しました。その結果、職員同士のコミュニケーションをよくして、楽しく仕事ができる環境を作ろうと考え、上田先生に相談しました。2021年からスキルアップ研修が始まり、スキルマップ、支援制度、教育制度ができ将来が見えて、楽しく働く環境づくりが徐々にできてきています。スキルアップ研修を通して、事務所の課題・問題に職員全員が話しあい成果を出すという風土ができてきました。
行政書士 N さん
初回の研修から参加してきました。実習を通じたコミュニケーション研修によって、お互いの特性を知ることができ、個人の性質(性格・特性)の違いを尊重したうえで、仕事を進めようという考え方ができるようになりました。
その後、業務マニュアルの作成やローカルベンチマークの作成などで、事務所内で意見を出し合う機会が増えたことにより、今まで以上に所内のコミュニケーションが増えました。さらに、職員の成長支援のためのスキルマップの作成を通じて、業務内容を客観的に見ることができました。属人化しがちであった業務を「見える化」「言語化」することで、後輩の指導において説明しやすくなり、業務の効率化に役立てています。
行政書士 N さん
上田先生に来ていただいて、毎回様々なテーマを扱いますが、特に印象に残った研修は「ローカルベンチマーク」です。当時、入職して間もない私にとって、事務所の強みやこだわりを知る良い機会となりました。
そもそもローカルベンチマークって、どんなもの?どんなふうに考えていくの?というところからのスタートでしたが、上田先生の説明がわかりやすく、ひとつひとつ確実に進めることができました。この業界にずっといると気づかない自分たちの強みなど、見えていなかったものが形になるという体験もできました。10年ビジョンを考える際には、未来がどうなるか不確かではあるものの、上田先生からいただいたアドバイスや資料を基に、建設的な話し合いができました。
ローカルベンチマークは、みんなで事務所のことを深く考え、同じ目線を共有できるため、他の企業でも取り組まれることをお勧めしたいくらいです。今後も、上田先生のスキルアップセミナーを楽しみにしています。
事務局 M さん
上田先生のスキルアップ研修を通して、事務所内の取組がより前進したと感じます。
「仕事の質を高める業務の見える化」をテーマとしたスキルアップ研修では、かねてから課題であった業務マニュアルの作成に全職員で取り組みました。
日々の業務における作業内容を一から洗い出すところから始め、最終的には全体フローと作業手順を分かりやすくまとめることができました。
上田先生には、作成過程でどう進めるか行き詰った際に、事例として他社様のアイデアをご紹介いただいたり、客観的な視点から分かりづらいところをご指摘いただいたりなど、職員のみで進めていては気付くことが難しかった場面で何度もサポートしていただきました。
作成した業務マニュアルは、職員が業務への理解を深めるきっかけになっただけでなく、新入職員に仕事の流れや業務手順を説明する際にも役立ちました。
研修を通して、上田先生から学んだことを活かしながら、所内でさらにブラッシュアップしていければと考えます。
事務局 B さん
スキルアップ研修で印象に残っているのは、期待される職員像と成長支援についてです。
私はまだ入所したてで、期待される職員像を漠然としか思い描いていませんでした。しかし、この研修で、ゼロから始まり、成長の段階で求められるスキルが少しずつ整理されていくところを目の当たりにして、すごいという驚きとワクワク感がありました。私たちが補助者として求められていることが明確化され、それが先輩の姿とマッチしたことで、今、自分はどういう行動をしないといけないのかを考えるようになりましたし、目標を達成できるように頑張ろうとやる気になりました。様々なテーマの研修を受講したことで、改善点や強みを見つけることができたので、事務所としてよりよい姿になっていくと思います。
事務局 N さん
私は入職前のインターンシップ期間中からスキルアップ研修に参加させていただきました。「ローカルベンチマーク」で、自社の現状分析や、経営に活かす強みをみんなで考えるのは、事務所のことをほとんど知らないのに・・・と不安でした。
ですが、研修を重ね、商流を洗い出し自社の存在意義を見直す過程で、自分の仕事はただの事務仕事ではなく、お客様の不安解決や日本の問題解決にも繋がるのだと知ることができました。事務所の財務状況や業界の未来など、事務所にとって都合のいいことだけでなく、社会との関係やどうあるべきかを全員で話し合ったことも印象的です。職員の仕事に対する熱意を知り、新行政書士事務所で働くことが楽しみになり、一層モチベーションが上がりました。職員全員で意見を出し、試行錯誤した時間はとても楽しく、自分自身にも照らし合わせ、強み・弱みを知り、成長したいと考えるきっかけになりました。
営業 T さん
2021年の初回からスキルアップ研修に参加させていただきました。
最初の「コミュニケーションスキルを高める」という研修では、皆口数も少なく、何分間話すということが凄く大変でしたが、話すことでメンバーの事をよく知るきっかけになりました。
そこから、ローカルベンチマークに進むのですが、最初のコミュニケーション研修のおかげで、考えをきちんと話せるようになっており、事務所の良い所や課題点、選ばれている理由などを、皆がスラスラと答えていました。
業務の見える化や成長支援では、誰が何をやっているのかの明確化や、フローの作成等でも、疑問点をすぐに話し合えるようになりました。研修を受ける前は、事務所の未来を自分たちで話し合うとは、思ってもいませんでしたが良い機会になったと思います。
2023年には、2回目のコミュニケーションスキルの研修がありました。2回目になると慣れていて、初参加する人を見ながら大変そうだなと思える余裕ができていて、自分の成長を実感しました。