Case1.知的資産経営
プロジェクト詳細 プロジェクトの歴史 お客様の声未来を見据えた [ 春子プロジェクト ]
代表取締役 樋谷 羽津美さん /
合同サービス配送有限会社
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[ はじまり ]
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2018年 中小企業家同友会の懇親会の席で「会社をもっとよくしたいんです」「人事制度もしっかり整えていきたいんです」「どうしたらいいですか」と、お声がけがありました。 樋谷社長は、同友会の経営指針セミナーでご一緒していた仲間でした。 「人事制度だと社会保険労務士さんが専門分野ですが、ともかくお話を伺いましょうか」と後日事務所に来ていただきました。
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[ 取り組み ]
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40年の歴史ある運送会社の社長に就任して10年、従業員のためにも未来を見据えて会社を変えていきたいとお考えでした。 お話を伺って、人事制度を作る前に、自社の現状、強みや課題、これからの方向性の整理が必要だと感じ、「知的資産経営報告書」作成をご提案。すぐに取り組むことになりました。
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[ 会社の将来像 ]
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知的資産経営とは、経営理念、沿革、業務内容、業務プロセス、社内人材や外部との関係姓などから自社の強みや持ち味を掘り起こし、整理して、 その強みや顧客が何を求めて発注してくれるのかを軸に会社の将来像をつくっていくものです。 このプロジェクトは、社長の愛犬の春子さんの名前を借りて「春子プロジェクト」と命名されました。
プロジェクトの歴史
2019.3 | 春子プロジェクトⅠ 知的資産経営報告書2019作成 |
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2019.7 | 春子プロジェクトⅡ 評価制度と給与制度と面談 |
2020.4 | 春子プロジェクトⅢ お金のセンス |
2020.12 | 春子プロジェクトⅣ 配車システムの導入と配車のできる人材の育成 |
2021.2 | 春子プロジェクトⅤ 知的資産経営報告書2021作成 |
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2021.7 | 春子プロジェクトⅥ 幹部の業務の洗い出しと役割分担 |
2021.9 |
春子プロジェクトⅦ 海本さんの業務の洗い出しと車の管理、 海本さんの配送管理と判断基準 |
2021.11 | 春子プロジェクトⅧ 配送以外の仕事をしよう |
2022.4 | 春子プロジェクトⅨ 期待される社員像と成長支援(OJTとOFF-JT) |
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2022.12 | 鉄也プロジェクトⅠ キャプテンに期待される社員像、評価項目、管理シート |
2023.2 | 春子プロジェクトⅩ 知的資産経営報告書2023作成 |
お客様の声
代表取締役 樋谷 羽津美 さん
「会社をもっと良くしたい」という、漠然とした思いからスタートした春子プロジェクト。
その根幹にあるのが知的資産経営報告書づくりです。作る過程で行った強みの発掘で、自社のことを好きになり、課題発見でなぜか前向きになり、方向性を見出すことでワクワクできました。
課題を意識しながら経営に取組むと、次から次へと課題が出てきます。気づけばフェーズ1から10まで続いています。でもそれが苦しみではなく楽しく思えるのは、
次の報告書を作成する(立ち止まって・振り返る)時に、社員・会社(組織)そして経営者である自分の成長がはっきりとわかるからです。
さらに、その成長を、春子プロジェクトの伴走者である上田実千代先生と確認しあえるところが、春子プロジェクトの醍醐味ではないかなぁと感じています。
この報告書は私にとっては、経営指針書ですが、合同サービス配送有限会社の歴史書でもあります。
世代交代が進み、プロジェクトの名前は変わったとしても、この歴史書づくりだけは続けてもらいたいと思います。
乙井 いづみ さん
自社の下請業務が嫌いだった社長が、強みと弱みを洗い出す作業の中で、この仕事が40年間の信頼に基づいて続いていること、
社員(傭車ドライバー)が当たり前だと思ってやっていたことが強みだったと気づいて、会社の雰囲気が変わりました。
「どうせ下請けやし」という言葉が出なくなり、「お客様にとって、なくてはならない下請けになる」と宣言しています。さらに、直接の取引先も増やしています。
上田先生と出会わなければ、社内に歴史や人材という宝を持っていたことに気づきませんでした。
5年後はこうありたい、と漠然と話していたことを、どうすればたどりつけるか、春子プロジェクトを通して導いていただいており、現在も進行中です。
何でも相談できる心強い存在として、これからもよろしくお願いいたします。
海本 俊靖 さん
ある時唐突に社長から、「上田先生のところに一緒に行ってほしいねん」と言われ、よくわからないまま連れていかれました。 そこで、上田先生を紹介されて、気さくな先生ですぐに緊張がほぐれたのを覚えています。 話の内容は、春子プロジェクトを進めるうえで、現場の状況を理解し分析するために、生の声を聞きたいということでした。 そうした話の中で、私自身がどういった業務をしているのか洗い出しの作業に入り、自分で言葉にしていく中で、自然に客観的に自分を振り返ることができました。 もしかしたら、私が呼ばれた主旨はこれだったのかと思ったほど、すんなりと洗い出しが進んだのは思いもよらないことでした。 先生と社長が成し遂げようとしている春子プロジェクトが、着実に進んでいる様子も間近に見て、感じています。達成に向けてこのまま前進できることを望んでいます。 社長の師である上田先生、これからもご指導のほどよろしくお願いいたします。